DC金型とは

ダイカスト(ダイキャスト) 【die casting】とは、溶かした金属を、圧力をかけて金属製の鋳型に注入する鋳造法である。DC金型とはダイカスト鋳造に用いる鋳型のことをいいます。製品部にアルミ合金を取りやすくする為の離型剤を吹き付けるだけなので鋳肌もきれいで良質・精密な製品ができる。冷却して早く凝固させるため、サイクルタイムが短く大量生産に向いています。
650tダイカストマシン用金型


金型設計の留意点

ダイカストマシンの湯口は固定型下部となっているのでレイアウトはある程度規制されます。湯(溶けたアルミ)を圧入するので製品部の縦壁に湯がぶつからない様に、湯の流れを考慮して製品の配置やランナー(湯道)を決定することは金型を設計する上で重要であると考えます。
  350tダイカストマシン用金型


ガス抜き効果

製品内部に入った湯は各部を流れ質が落ちる為、最初の湯をオーバーフローさせ良質の湯を残すことで内部品質が向上する。
やはり空気(ガス)とアルミをスムーズに入れ替えるかということは大切だと思います。
ガス抜きの方法はキャビティに直接掘り込む方法や、ブロックはめ込み式の凹凸のある自然放出タイプ、他にポンプを使用し強制的に吸引するタイプなどがあります。
650tダイカストマシン用金型
・ダイキャスト(DC)金型@
・GDC金型
・DC金型@
・DC金型A
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